コロナ下での発表会を終えて
9月12日無事に発表会を終えることができました。
感染防止対策のためホールの変更や開催日の延期、それに伴うプログラム作成の修正等々、諸先生方をはじめこの日まで見守ってくださったご父兄の皆様、ご協力いただいたすべての方々に感謝いたします。
そうしたなか、当教室から骨折を押して出演した生徒さんがいました。
片手とは思えない迫力ある演奏に会場からはもちろんのこと、舞台裏でも関係者の皆さんから拍手が起こりました。
普段はおとなしい男の子ですが、悔しい思いと向き合い挑戦するその姿(練習の成果が100%出せない状況下でもやり遂げる凄さ…講師談)に私も涙が出そうになりました。
おりしも東京パラリンピック大会の只中、そんな彼に選手の姿をオーバーラップしている自分に気づきました。
発表会ひとつとっても、このようにみんなの中でいろんなストーリーやドラマが生まれているんですね。
皆さんもご存じの、オリンピック(=成果の発表の場)は参加することに意義がある、という含意については、今いちど考えてみる良い機会なのかもしれません。