MASAからの便りが届きました!
僕はいま、ボストンからバスで2時間半、アマースト町にあるAmherst Collegeで学んでいます。人口の7割が学生と学校関係者で、町の面積のほとんどが大学の敷地です。キャンパス内は芝生に覆われ、リスがちょろちょろ走りまわっています。建物は赤レンガ造りで、博物館や図書館、チャペル、そして僕には関係のないフィットネスセンターには、プールやジムもあります。
ほとんどの学生は敷地内の寮で生活しています。3年生の僕の部屋(個室)は、「Valentine Hall」という建物の2階にあります。1階は食堂になっていて、ビュッフェスタイルの食事が1日3回あります。新鮮な地元の野菜を使ったベジタリアンメニューも充実しているので、肉食中心のアメリカで、お腹いっぱい野菜を食べています。
さてさて、学生数1700人程度で寮生活だと、名前は知らなくてもだいたいの顔は覚えてしまうので、絶対に敵をつくることはできません。「誰が誰と付き合っているか?」は、死活問題なのです(笑)おそらくはリベラルアーツ教育におけるコミュニケーションスキルも、このような共同生活の中で培われるものなのでしょう。ここでの宿題の多さは想像以上で、膨大な量のリーディングとレポート提出に追われる毎日です。平均睡眠時間は6時間を切ります。それでもサボっている学生は文字通りひとりもいません。エリート教育には全く縁のなかった僕は、「世の中にはこれほど頭のいい人たちがいるのか~」と思います。冬休みには一時帰国しますので、この話しの続き楽しみにしていてください。Merry Christmas! Masa